ゆる投資とAIと暇つぶし

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生成AIを使ったIPO案件評価(株式会社フィットクルー:469A) with Gemini

こんにちは。

 

さて、IPO案件の評価です。

日頃、株式投資型クラウドファンディングの案件や上場企業を生成AIを活用して評価・レビューしていますが、IPO案件は目論見書で結構な情報が取れるので、同じようにできるかなぁと思ってやってみました。

ただ、IPOなので、いつもと違う観点も評価軸に入れてます。売り出し時の株式の需給バランスですね。

例のごとくGemini君にプロの株式アナリストになってもらい、壁打ちしながらやってます。しばらくやってみて、良い感じでできそうなら継続予定です。

 

今回は株式会社フィットクルーです。

上場日は2025年12月12日予定です。

 

女性専用のパーソナルジムで店舗伸ばしてきたところですね。

 

早速いきましょう。

 

IPO案件評価: 株式会社フィットクルー

女性専用ジム「UNDEUX」運営、ストック型収益へ転換し急成長

📊 総合評価と投資判断

A (5段階評価)

結論:公募価格で積極的に応募(BB参加)すべき

VCの出口案件という側面はあるものの、吸収金額約7.3億円という需給妙味(小型)が極めて強いです。さらに、売上の50%超をリカーリング(継続課金)が占める安定的な収益モデルへの転換に成功しており、業績の急成長と高い利益率改善を両立しています。需給と業績の両面から、初値の堅調な推移が期待できると判断します。

📋 IPO概要(想定発行価格 1,910円 ベース)

想定発行価格 1,910円
上場市場 東証グロース
想定時価総額 約20.5億円
(発行済965,487株 + 公募110,000株) × 1,910円
吸収金額 (OA含む) 約7.34億円(小型案件)
(公募110,000株 + 売出224,400株 + OA 50,100株) × 1,910円

🚀 1. 事業内容と成長性

同社はパーソナルトレーニングジムの運営を主力事業としています。特徴は、ターゲット層別に最適化した複数ブランド展開と、自社でトレーナー養成スクール「プロジム」を運営することによる人材確保のシナジーです。

  • UNDEUX SUPERBODY (主力): 女性専用の高付加価値ジム。都心部中心。「短期集中コース」に加え、継続課金の「アフターコース」を提供。
  • UNDEUX SUPERBODY LIFE (成長牽引): 女性専用のセカンドライン。郊外中心で低価格な月会費制。
  • Dr.plus Fit (新規領域): 医師監修のヘルスケア専門ジム。郊外のミドルシニア層(男女)を開拓。

【成長性評価】
最大の強みは、リカーリング(継続課金)売上比率の急上昇(21/11期 17.8% → 25/11期(3Q) 50.2%)です。高単価な短期集中型から安定的なストック型収益モデルへの転換が成功しており、高く評価できます。今後は「郊外」「ライト層」「シニア層」という成長市場へ展開を加速させており、高い成長継続が期待されます。

📈 2. 業績と財務の健全性

業績は急成長フェーズにあります。売上高は第10期(2024/11)に24.5億円(前期比+38.8%)を達成。積極的な先行投資で第8期(2022/11)まで経常損失でしたが、第9期(2023/11)に黒字転換を果たしています。

直近の第11期(2025/11)は第3四半期(8月末)時点で、売上高 21.3億円、経常利益 1.5億円と、通期で前期(経常利益1.1億円)を大幅に超える見込みです。営業利益率も 4.6% (前期) → 7.1% (今期3Q) と収益性が大きく改善しています。

💰 3. 株価の割安感

第10期(2024/11期)実績EPS(1株あたり利益)46.13円 に対し、想定発行価格1,910円 で算出したPER(株価収益率)は41.4倍です。

類似のフィットネス運営企業(カーブスHD: 14.6倍、Fast Fitness Japan: 21.4倍 ※外部調査)と比較すると割高に見えます。しかし、これは前期の実績値での比較です。

今期(2025/11期)は3Q時点(9ヶ月)のEPSが164.63円 と、既に前期通期(46.13円)を大幅に超過しており、急激な利益成長を遂げています。仮に今期の通期EPSが3Q実績から単純計算(164.63円 ÷ 3 × 4)して約219円に着地した場合、実質的な予想PERは約8.7倍となり、高い成長率を鑑みれば割安な水準と考えられます。

⚖️ 4. 株式の需給バランス

  • 吸収金額(ポジティブ): 想定吸収金額は約7.34億円と、東証グロース市場でも極めて小型です。上場時の株式数が少ないため、買いが優勢になりやすく、初値上昇の最大の要因となります。
  • 株主構成(ネガティブ): 公募(11万株)より売出(OA含め27.45万株)が多く、VC(ベンチャーキャピタル)2社を含む既存株主の出口(EXIT)案件の色合いがあります。
  • ロックアップ(要注意): VC2社(サファイア第一号投資事業有限責任組合、Social Entrepreneur 3投資事業有限責任組合)には180日間のロックアップが設定されていますが、「発行価格の1.5倍(2,865円)以上」でロックアップが解除される例外条項が付いています。

需給面では、VCの売り圧力が懸念される一方、吸収金額7.34億円という希少な小型案件であるインパクトが遥かに上回ると予想されます。

【免責事項】
本レポートは、提供された目論見書および公開情報に基づき作成されたものであり、情報の正確性や完全性を保証するものではありません。また、特定の有価証券の売買を推奨または勧誘するものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。

 

Gemini君、ファンディーノ案件は厳しくなったけど、IPOは少し甘めな気がする。

初期需給バランスは良さそうですが、そもそもこの事業の評価として中長期を考えるともすこし慎重に考えたいところ。

近しいところでいうとLOIVE(ホットヨガ)が2025年4月に上場してましたが、営業利益率もあちらのほうが2倍以上良かったが、騰落率は2%くらいだった気がします。

業績もいいんですが、成長性をどう見るかですね。

 

 

他にも色々生成AIを使って評価しているので興味があれば是非。

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最後に、本記事はあくまで個人の見解であり、特定の金融商品をお勧めするものではないのでそのへんは自己責任で!