ゆる投資とAIと暇つぶし

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リブ・コンサルティング(480A)IPO評価|中小企業向けコンサルの成長性

こんにちは。

 

さて、IPO案件の評価です。

日頃、株式投資型クラウドファンディングの案件や上場企業を生成AIを活用して評価・レビューしていますが、IPO案件は目論見書で結構な情報が取れるので、同じようにできるかなぁと思ってやってみました。

ただ、IPOなので、いつもと違う観点も評価軸に入れてます。売り出し時の株式の需給バランスですね。

例のごとくGemini君にプロの株式アナリストになってもらい、壁打ちしながらやってます。しばらくやってみて、良い感じでできそうなら継続予定です。

 

今回はリブ・コンサルティングです。

上場日は2025年12月25日予定です。クリスマス上場。

コンサル会社の上場多いですねぇ。

 

早速いきましょう。

 

【IPO評価】株式会社リブ・コンサルティング
(東証グロース上場予定)

💡 アナリストの投資判断

A
積極参加推奨 公募価格割れのリスクは低い

【理由】
高い売上成長率(年平均22%)に加え、直近で利益が急拡大しており、業績モメンタムが非常に強い案件です。想定価格(920円)は進行期の業績見込みから算出するとPER12倍台となり、類似コンサル企業と比較して割安感があります。VC(ベンチャーキャピタル)の売り圧力もなく、需給環境も良好なため、初値上昇が期待できます。

1. 事業内容と成長性

ビジネスモデルの独自性

株式会社リブ・コンサルティングは、「"100年後の世界を良くする会社"を増やす」を理念とする経営コンサルティングファームです。競合他社と差別化される主なポイントは以下の3点です。

  • 全方位的な顧客基盤:大手企業だけでなく、コンサル導入が進んでいない「中堅・中小企業(SMB)」や「ベンチャー企業」への支援に強みを持ちます。
  • 成果コミット(ハンズオン):戦略を描くだけでなく、現場に入り込んで実行・定着まで伴走するスタイルを徹底しています。
  • データ活用とSaaS展開:蓄積したナレッジを活かしたSaaS「アンバサダークラウド」や、AIを活用したコンサルティングなど、労働集約型からの脱却も進めています。

市場環境

国内コンサルティング市場は、DX(デジタルトランスフォーメーション)や人手不足を背景に年率10%近い成長が続いています。特に同社が得意とする中堅・中小企業のDX化や生産性向上は「国策」とも言えるテーマであり、外部環境は強い追い風と言えます。

2. 業績と財務の健全性

直近の業績推移は以下の通りです。2024年12月期に黒字化・急成長を遂げています。

決算期 売上高 経常利益 当期純利益
2023年12月期 3,957 百万円 △23 百万円 △58 百万円
2024年12月期 4,976 百万円 493 百万円 272 百万円
2025年12月期
(3Q累計実績)
4,413 百万円 566 百万円 356 百万円

分析ポイント:
2023年期は先行投資により一時的に赤字でしたが、2024年期には売上高約50億円規模でしっかりと利益を出せる体質になりました。
特筆すべきは進行期(2025年12月期)の強さです。第3四半期(1-9月)時点ですでに前年の通期利益を超過しており、通期では売上60億円、経常利益6〜7億円規模への到達が視野に入ります。

3. 株価の割安感(バリュエーション)

想定発行価格920円を前提とした指標は以下の通りです。

📊 リブ・コンサルティング指標
  • 想定時価総額:約59億円
  • PER (前期実績):約21.6倍
  • PER (進行期予想):約12.3倍 ※

※進行期3Q実績を年換算し、公募後株式数で試算した独自予測値

🏢 類似企業のPER参考値
  • タナベCG (9644):約21倍
  • 船井総研HD (9757):約16倍
  • ライズCG (9168):約14倍
  • MSOL (7033):約12倍

評価:
進行期の好調な業績をベースに考えると、PERは約12倍台となります。これは成長率の低い安定型のコンサルティングファームと同等以下の水準であり、成長企業としては明らかにディスカウント(割安)された価格設定と言えます。上場後の株価上昇余地(アップサイド)は十分にあると判断します。

4. 株式の需給バランス

  • 💰 吸収金額:約17.5億円(中型)
    グロース市場としては標準〜やや大きめのサイズですが、昨今の市場環境であれば十分に吸収可能な規模です。重すぎず、軽すぎず、適正なサイズ感です。
  • 🚫 VC(ベンチャーキャピタル)の不在
    株主構成を確認する限り、上場後に市場で売却をしてくるVC(投資ファンド)の保有は見当たりません。上場直後の「売り圧力」を懸念する必要がない点は、投資家にとって非常に大きな安心材料です。
  • 🔒 ロックアップ
    代表取締役をはじめとする主要株主には180日間のロックアップ(売却制限)がかかっています。価格による解除条項もないため、上場後の売り急ぎリスクは極めて低いです。

5. 総合評価・結論

以上の分析から、リブ・コンサルティングのIPOは「A評価(積極参加)」とします。

✅ 投資推奨のポイント

  1. 成長性と収益性の両立:売上高2桁成長を継続しつつ、今期は最高益を更新するペースで進捗している。
  2. 割安な価格設定:進行期の好業績を織り込むとPER12倍台となり、同業他社と比較して割安感が強い。
  3. 良好な需給環境:VC不在かつ大株主のロックアップが堅く、上場後の需給悪化懸念が少ない。

結論:公募価格(920円想定)での応募を強く推奨します。初値での利益期待だけでなく、中長期的な成長を見据えた保有にも適した銘柄です。


※本レポートは提供資料および一般的情報に基づく分析であり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

 

えーこんなに売上あったんだ。

今のコンサルの戦国市場はどうなってんじゃいってカオスマップ探したらリブ・コンサルティングが作ってたw

リブ・コンサルティング「コンサルティング業界カオスマップ2025」より


眺めるとおもしろいなぁ。でもこれ、自分たちを特徴づけるためにわざわざ「エグゼキューション」なんて別枠を作ったんだろな。

 

 

他にも色々生成AIを使って評価しているので興味があれば是非。

生成AIを使った企業評価(アシックス:7936) with Gemini - ゆる投資とAI遊びと暇つぶし

FUNDINNO案件レビュー(リンクルージョン株式会社) with Gemini - ゆる投資とAI遊びと暇つぶし

 

最後に、本記事はあくまで個人の見解であり、特定の金融商品をお勧めするものではないのでそのへんは自己責任で!