ゆる投資とAIと暇つぶし

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IPO関連のレポート

こんにちは。

 

最近IPO案件の評価していますが、日本のIPOの全体的な流れ掴みたいなぁと思ったら、帝国データバンクが1年に1回IPO動向についてレポートを出しているようです。

2024年のものが2025年の2月に出てるみたいだから、2025年のものは2026年2月に出そうですね。チェックしよう。

 

要約はこちら。

2024年のIPO動向 要約

1. 全体的な動向

  • IPO社数は86社: 2023年(96社)から10社減少し、3年連続で100社を下回りました。

  • 大型上場:

    • 2024年最大のIPOは「東京地下鉄(東京メトロ)」で、初値時価総額は約9,500億円でした。これは2018年のソフトバンク以来の大型上場です。

    • 時価総額1,000億円超の大型IPOは6社で、前年と同数でした。

  • 市場の反応:

    • 全体の73.3%(63社)で、初値が公開価格を上回りました(前年比3.5ポイント上昇)。

    • 上場直前期が赤字だった企業(いわゆる赤字上場)は24.4%(21社)で、前年より微増しました。

  • 上場市場: 「東証グロース」が64社(全体の74.4%)を占め、高い成長性が見込まれる企業が中心でした。

 

2. 注目された業種・企業

  • トレンド業種:

    • 引き続き「AI」や「DX」関連のテック企業が市場を牽引しました。

    • 深刻な人手不足を背景に、「人材関連サービス」も目立ちました。

  • 注目の企業:

    • タイミー(東証グロース): スポットワーク仲介。大型IPOとして注目を集めました。

    • アストロスケールHDSynspective(東証グロース): 「宇宙系スタートアップ」として注目されました。

    • ソラコムdely(東証グロース): 一度大企業の傘下に入って成長した後の「スイングバイIPO」を果たしました。

 

3. IPO企業の経営者・特徴

  • 社長の平均年齢: 50.8歳。全企業の社長の平均年齢より10歳近く若い傾向が続いています。

  • スタートアップ企業の比率:

    • IPO企業のうち、スタートアップ企業は35社(全体の40.7%)でした。

    • この割合は前年(62.5%)から大幅に低下しました。背景には、グロース市場の株価低迷などによる「IPOの延期」があると見られています。

 

4. 2025年の見通し

  • 引き続きAI・DX関連が市場を牽引すると予想されます。

  • JX金属(ENEOSホールディングス傘下)など、複数の大型IPOが控えており、市場の活況が期待されます。

  • 一方で、金利上昇や世界経済の不確実性といった懸念材料もあります。

  • IPOの準備期間の長期化や、IPOの代わりにM&A(他社による買収)を選択する動きが加速する可能性もあり、IPO社数が急激に増える要因は乏しいと分析されています。

 

年間80社くらいとか、73%くらいが公開価格を上回ったとか、具体数値あると全体捉えやすくていいですね。年間80社くらい上場してて、逆に年間どのくらいの企業が出て行ってるんだろう。

 

世界の様子はどやねん、と思ったら

EYがQ毎に出してました。素晴らしい。

最新は、2025年の第3四半期(7月~9月)までの世界のIPO(新規株式公開)市場の動向を分析したレポートです。

 

要約はこちら。

1. 全体的な市場動向

  • 米国市場が急回復を牽引: 米国の利下げ(金融緩和)をきっかけに、IPOの申請件数と上場後の株価リターンが急増し、市場全体をリードしました。(第3四半期は2021年以来、最も活発な四半期となりました)

  • 調達額が大幅に増加: 2025年の最初の9ヶ月間(1月~9月)で、世界のIPO調達額は1,101億米ドルに達し、前年の同じ時期と比べて40%以上増加しました。(件数は914件で、緩やかな回復です)

  • PE(プライベート・エクイティ)案件の復活: 金融緩和と株価上昇を受け、PEファンドが出資する企業のIPOが前年比で2倍以上に増加しました。

2. 地域別のハイライト(2025年1月~9月)

  • 米州(特に米国): 「調達額」で世界をリードしています。

  • アジア太平洋:

    • インド: 「IPO件数」で世界トップ(146件)を維持しており、非常に活発です。

    • 中国・香港: 上場後の株価パフォーマンス(リターン)が世界的に見ても突出して好調です。

    • 韓国: 大型上場に牽引され、件数・調達額ともに大きく伸びています。

  • EMEIA(欧州・中東・インド・アフリカ): 「IPO件数」ではEMEIA全体が世界で最も多い状況です。

3. 投資家の傾向

  • 投資家は、財務的に健全でガバナンス(企業統治)がしっかりした企業を選ぶ傾向が強まっています。特にASEAN(東南アジア)や香港、米国でその傾向が顕著です。

4. 今後の注目点

  • 取引所間の競争: 世界中の証券取引所が、AIやグリーンエネルギーといった革新的な企業を誘致するため、上場のルールを緩和するなどの改革を加速させています。

  • 規制のバランス: 市場を活性化させるための「規制緩和」と、投資家を保護するための「監視強化」(例:米国や中国)の両方が同時に進んでいます。

 

 

今やAIがあるから翻訳・要約までしてくれてなんて便利。

定期的にレポートあったら整理しておくかな。