こんにちは。今日も今日とてFUNDINNOで出ていた案件をレビューしようと思います。
今回はこちら。
レビューは私の頭の中の調査項目をプロンプト化した上でGeminiにやってもらいました。
システム開発・コンサルの会社です。それをしながらプロダクト作ってるって感じですね。生成AIできてから更にこういうパターン多くなったな。早いもの勝ち感ある。
さて、いきましょう。
案件評価レポート:AI見守りシステム「ケアぽち」
企業名:株式会社お多福lab
分析対象:介護記録自動化・行動分析AIシステム
ポイント:
介護現場で毎日約2時間を要する「記録業務」を、AIカメラによる骨格分析で自動化・言語化するシステム。月額5,000円という低価格と、連続起業家による手堅い経営戦略が特徴。
1. 市場と成長性 (26/30点)
①ターゲット市場の規模・成長性:◎(非常にポジティブ)
2040年問題を見据えた介護市場の拡大は確実。「介護記録のデジタル化」は約6割の施設が求める喫緊の課題であり、国策(ICT補助金)とも合致している。
②競合環境・優位性:○(ポジティブ)
見守りセンサーはレッドオーシャンだが、多くの競合が「異常検知」止まりである中、「行動の言語化(記録作成)」まで踏み込んでいる点は明確な差別化要因。月額5,000円の価格設定も強力な武器。
③市場リスク:△(要検証)
現場のITリテラシー不足と、カメラ設置に対するプライバシー懸念が導入障壁。大手競合が資本力で類似AIを開発してきた場合のリスクは残る。
2. ビジネスモデルと収益性 (23/30点)
①提供価値・対価:◎(非常にポジティブ)
「年間480時間の業務削減」は、月額コストを大きく上回るROI(費用対効果)を提供可能。施設経営者にとって導入の合理性が極めて高い。
②収益構造・LTV:◎(非常にポジティブ)
業務フローに組み込まれるシステムのためスイッチングコストが高く、解約率が低くなる傾向がある(高LTV)。ただし、ハードウェア保守コストが利益を圧迫しないか要検証。
③リスク対策:○(ポジティブ)
自社で福祉施設を運営し、そこでの利益を開発費に充填するモデルを採用。SaaS特有の「死の谷」を乗り越えるためのキャッシュフロー対策が講じられている。
3. 経営チームと組織体制 (24/30点)
①経営者の資質:◎(非常にポジティブ)
代表はIT企業を売上25億円規模へ成長させた実績を持つ連続起業家。事業推進力、営業力、組織マネジメント能力への信頼性は高い。
②組織体制:○(ポジティブ)
人工知能研究の権威(大阪大学特任教授)が技術顧問として参画し、技術的裏付けがある。また業界団体役員の顧問参画により販路も確保されている。
4. スケールアップ戦略 (8/10点)
①実現可能性:○(ポジティブ)
2026年4月末(約4ヶ月後)のローンチに向け、すでにα版検証を完了しておりスケジュールに現実味がある。自社施設での実証実験を経てからの展開は手堅い。
総合評価スコア
| 評価項目 |
配点 |
獲得 |
判定 |
| 1. 市場と成長性 |
30 |
26 |
◎ |
| 2. ビジネスモデル |
30 |
23 |
○ |
| 3. 経営チーム |
30 |
24 |
○ |
| 4. 戦略・実現性 |
10 |
8 |
○ |
| 合計スコア |
100 |
81 |
- |
【総評】
「実績ある経営者」×「切実な現場課題(記録の自動化)」の組み合わせが魅力的な案件。単なる見守りではなく「記録業務のAI代行」に焦点を当て、月額5,000円という価格破壊力を持つ点は大きな強み。初期の財務状況(債務超過)には注意が必要だが、自社施設運営で収益とデータを確保しながら開発する戦略は合理的で、ローンチも約4ヶ月後と目前に迫っており、中長期的なリターンが期待できる高評価案件。
目の付けどころもいいし、社会意義的にも良しなんだけど、既に介護って結構Saasの企業がいて盤石な状態な気がしてんだよなぁ。かいぽけとかさ。
あーでもそこと連携とかすればいいのか。いやバッティングするなぁ、ということで戦い方は気になります。
もう少し、既に大手介護施設と話してますとかだといいんだけどなぁ。